雨沢峠を走行される方にお願い

昨今、雨沢峠(国道363 みはらし峠)を訪れる自転車が大変増加し、それに伴い地域の方から自転車とのトラブルを懸念する声が店主に届いて来ております。

実際に地元の方のクルマと自転車との事故や、激しい落車などで救急車が出動したりするケースが出ています。


もちろん皆様は交通ルールとマナーを遵守の上で安全なライドを心がけていらっしゃって、それでも不慮の事故というのは時に起きてしまうものですが、以下の点を店主より切にお願い申し上げます。

・下りは余裕を持った安全速度で走行して下さい。

事故のほとんどは下りで起きております。余裕を持った安全速度での走行をお願いいたします。
複数台での走行時も十分な車間を取って、早めのブレーキングを。また前走車に付いて行こうと無理をすると事故に繋がります。離れても焦らず自分のペースで下りましょう。


・下りでのタイムアタック走行等は絶対にしないで下さい

殆どの方が良識をもって走行される中で、過去本当にごく一部ではありますが…こうした無思慮な行為が行われていたと聞いております。
これは公道での大きな事故に繋がり、地域の方や通行車両、他のサイクリストにも大変な迷惑となる、全くもって非常識な行為です!

絶対にしないで下さい!


・他の通行車両への配慮、譲り合いの気持ちを忘れずに

安全な追い越しが可能な場所では、できるだけ後続の車両に先に行ってもらうようご配慮お願いします。
道幅をいっぱいに使うような走行(極端なアウトインアウトなど)は事故の誘発にも繋がり大変危険ですのでお止め下さい。
グループ走行などで車列が長くなると後続車が大変追い抜きづらくなります。数台程度での分散走行等にご協力下さい。


・ゴミを捨てないで!

当たり前のことですが補給食や飲料などの容器、廃チューブ等の不要品は捨てずにお持ち帰り下さい。
また当店にお立ち寄り頂ければ処分いたしますので、遠慮無くお申し付け下さい。


・交通法規を遵守

残念ながら店主も品野近辺で「信号無視」「一時停止無視」「二段階右折しない」サイクリストを見かける事があります。
上記はマナー以前の交通法規であり、車両である自転車は当然守るべきものです。
当たり前のことですが、どんな場面でも交通法規を遵守して走りましょう。



  • 以上、たかだか自転車屋の店主の分際で生意気を申し上げますが、まず我が事として地域にご配慮をお願いいたします。



せとしなのサイクル  店主 伊藤忠孝